6年生 理科 消化と吸収



今日の理科少人数では、唾液とでんぷんを使って「消化管」と「消化液」の役割について実験しました。

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↓Aのカップには「唾液+でんぷん」、Bのカップには「唾液+水」をしみ込ませたろ紙を入れ、それを40度のお湯で温めます(口の中と同じ状態に近づけます)。5分経ったら、それぞれのカップヨウ素液を数滴たらして反応を見ます。

唾液が入っているAのろ紙は、ヨウ素液がでんぷんに反応しなくなります。だ液の中に含まれているアミラーゼという物質はデンプンを分解する機能(消化酵素)を持っているからです。

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子どもたちは「誰の唾液を使うのか」について大騒ぎしながらやっていましたが、授業後の感想では「液は汚いと思っていたけど、実験をやってみるとだ液にはすごい働きがあり、食べた物が消化されるのはだ液のおかげだということがわかってよかったです」と書いていました。